kasaneightの日記

暇な大学生です。放浪が好きなのでふらっと寄った所でも紹介できればいいかなと思います。

雪と坂と走井餅


 仁和寺にある法師,年寄るまで石清水を拝まざりければ,心うく覚えて,ある時思い立ちて,たゞひとり,徒歩よりまうでけり。

 学校の古典の授業で学んだ覚えはないでしょうか。これは兼好法師が記した随筆,徒然草に出てくる説話,仁和寺にある法師です。今回はその舞台である京都は八幡市石清水八幡宮に行って来ました。

 

石清水八幡宮とは?

 石清水八幡宮平安時代初期,800年代中期に創建された神社です。御祭神は八幡宮なので応神天皇神功皇后,そして宗像三女神のいわゆる八幡大神です。起源としては,行教和尚という大安寺のお坊さんが大分の宇佐神宮八幡宮総本宮ですね)で修行していたところ,八幡大神から

「都の近くの山で私を祭って欲しい」

というお告げを受けまして,男山に奉安したことが始まりだそうです。

 男山の場所は京都大阪の府境にあり,そこに建てられた石清水八幡宮は京の都の西南,陰陽道で言えば裏鬼門を守る非常に重要なポジション(位置的にも役割的にも)を担っている神社なのです。そのため,皇室や人々からの信仰は関西のみならず全国的にとても厚く,古くから伊勢神宮と並ぶ程に位の高い神社です。

 実際にお参りしてみると本当に歴史に名を連ねる人の逸話が本当に多く,それだけでも石清水八幡宮が凄い神社であることを物語っていると思います。

 

御社殿へ

 まずは京阪電車に乗ってがたごと揺られます。最寄り駅は石清水八幡宮駅。特急は止まらないので特急に乗ってしまった方は,京都方面からだと中書島駅,大阪方面からは樟葉駅で乗り換えが必要ですね。(投稿当時のダイヤですので行かれる方は各自で調べて下さい)

 

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石清水八幡宮

 ここから参道を歩いて行きます。石清水八幡宮の御社殿は山の上にありますがご安心を。山頂まで結んでいるケーブルカーもあるのでこちらを使えば楽に山上まで上がれるみたいです。

 

 駅から八幡宮のの入り口まではそこまで距離はなく少し歩くと入り口が見えてきます。参道は活気があるというよりかは静かな様子で,この日は雪が降っていたのですが,しんしんと降る雪と相まってとても厳かな雰囲気が満ちていました。

 

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 鳥居を潜って進んでいくと広大な境内と社殿が見えてきます。これは,頓宮と呼ばれています。石清水八幡宮では,年に一度開催される石清水祭の際に御神霊が山上の本殿から降りてくるそうで,ここで儀式が行われるみたいです。頓宮を抜けると高良社という小さな神社が右に見えます。

 

 ここで,仁和寺にある法師の物語を軽く説明しましょう。

 ある日,仁和寺の法師が今まで石清水八幡宮に参ったことがなかったのでひとり,歩いて参拝に行きました。そして山の麓にある高良社や当時存在していた極楽寺などだけを拝んで帰ってしまいました。帰ってきたのち仲間に「噂以上に尊かった。参拝していた人達はわらわらと山を登っていて気にはなったが,神に参拝することが目的だったので山上までは行かなかった。」と話しました。

 

 …なぜ法師は山上まで登って行かなかったのか。その理由は,昔は現在より麓も活気が溢れていたからだと私は思います。当時,石清水八幡宮は神仏集合で,麓や山道にもたくさんの寺がありました。また,話にも出てきた極楽寺も立派な伽藍(寺院の建物のこと)をしていたそうで,それだけ立派な神社や寺があって僧や参拝する人で盛んだったので,法師は満足しちゃって帰ったのでしょうね。

 

 さて,仁和寺の法師は辿り着けなかった御社殿に向かって足を進めます。御社殿へ向かう参道は表参道と裏参道の二つあり,行きは表参道を通っていきます。再び鳥居が見えてくるのでくぐり,進むと階段が見えてきます。ここから本格的に山の中に入って行きます。階段も結構きついです。さらに曲がりながら登っていくので先が見えません。ただでさえ将来の見通しが悪いのだから辿り着く場所は見えといてもらいたいものです。登っていると雪が降っているにもかかわらず汗ばんできます。階段を登り切ると今度はとてつもない坂道が。

 

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 写真でも坂の急峻さがわかると思いますが,実際かなりやばいです。めちゃくちゃ登らされます。自然と日頃の己の運動不足を嘆くようになります。ダイエットをしようと決意した3日後に体重計に乗ることを忘れ,ちょっとくらい良いよねと間食を挟むようになる意思の弱い方々はこの坂を登ってみても良いかもしれません。実際,この坂を運動目的に登っているような人もいました。

 

 この坂を登りきると御社殿まではあと少し。おまけの階段を惰性で登り,三ノ鳥居を潜ります。汗ばんでいた体は火照りまくり,ダウンジャケットを着ていたのですがそんなもん暑すぎて着ていられません。雪が降るほどの冷気が逆に心地良いと感じる人体の不思議について考えながら本殿に歩いていきます。

 

 火照った身体の冷却に勤しみながらしばらく歩いていき,南総門(本殿を取り囲む塀の入り口の門)を通るとすぐ御社殿が見えてきます。一眼見ただけでもそのインパクトは凄まじく,豪華絢爛,美麗荘厳という言葉が相応しい,八幡造の荘厳な建物です。本殿全体が朱色を華々しく輝かせ,楼門(社殿の正面)の装飾も色鮮やかに施されています。写真を載せるか迷いましたが,これは実際に見ることをお勧めします。この御社殿はその文化的価値と完成度の高い神社建築が評価され,国宝に指定されています。

 

 現在の社殿は徳川幕府三代将軍家光公によって改修されたそうですが,過去には織田信長豊臣秀吉など,超有名戦国武将からの支援が多くあったそうで,今でも織田信長が寄贈した「黄金の雨樋」や「信長塀」が残っています。なぜこれほどまでに武人に大切にされてきたのか?その理由は八幡大神が武神であることは勿論,石清水八幡宮がある男山の位置に関係しているようです。

 

石清水八幡宮と天下人 

 御社殿から南総門へ戻り,脇にある道を歩いていくとケーブルの山上駅が見えてきます。さらに進むと展望台にたどり着きます。展望台では京都盆地一帯を眺めることができました。

 

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 写真でも分かる通り,展望台からは手前から御幸橋と木津川が見え,京滋バイパスが左から右にのさばり,京都市街が東山,北山,西山によって囲われている様子がよく分かります。さらに右奥にある大きな山は天台宗の総本山である比叡山でしょうか。

 

 さらに男山の位置についても見てみましょう。下の地図は国土地理院から引っ張ってきたものです(中心の山が男山)が,男山の麓には桂川宇治川,木津川が集中しています。さらにこれら三川は淀川となり,大阪湾へ流れていくのです。今でも関西の水源として大切にされている三川及び淀川ですが,昔は舟運なども盛んであったのでその重要性は今よりも高かったのでしょう。

 

    

     地理院地図 / GSI Maps|国土地理院

 

 どうでしょうか。山からは千年の都を広く見渡すことができ,さらには交通の要所としての役割を果たしている男山。これが天下取りを目指していた者達に重要視されないはずがないことが分かると思います。また石清水八幡宮が大切にされてきた理由として,全国の八幡宮の荘園(神社などの持つ領地)を手に入れることができたということもあるようです。なんというか,信仰だけでなく過去の人たちの思惑とかリアルを垣間見ることができて面白いですね。

 

 展望台周辺をうろちょろしているとこんなものが。

 

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 文豪,谷崎潤一郎氏の文学碑がありました。どうやら彼の小説の舞台がこの辺のようで,ゆかりの作家としてこの碑が建てられたそうですね。

 

下山,麓の走井餅屋へ

 さて,洛中洛外を見下ろして少し気が大きくなったところで下山していきます。御社殿横の脇道を通ると社務所の向かいに大きな広場が見えてきます。なんか色々ありそうなので見て行きましょう。広場にはお食事処がありました。なるほど山上で休憩もできるようですね。流石日本有数の神社です。さらに進むとこんなものもありました。

 

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 このでかいモニュメントはエジソン記念碑だそうです。発明王エジソン白熱電球の開発に取り掛かっていた折,電球の発光時間の長期化の為にフィラメントという発光箇所の素材に何を使えば良いか試行錯誤を繰り返していました。そこで日本の竹が良さげということで調査に調査を重ねたところ,この地八幡の真竹が一番長時間発光することが分かり,白熱電球に採用されたというエピソードがあるようです。武士の生きていた過去だけでなく,海の向こうに思いを馳せるのも良いかもしれません。

 

 帰りは裏参道の方から降りることにします。裏参道の方は表参道に比べて道幅が狭く,階段が多い印象でした。写真をとるとこんな感じ。

 

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 山なだけとあって鬱蒼としています。降りてるとたまにガサガサと草むらから音が聞こえてくるのですが,色々な生き物がいるようです。どことなく感じた視線と肌を突き刺す冷気があいまって若干びくつきながら足早に降りていきます。

 

 なんとか無事に降りることができました。冷や汗が引くと同時に安堵がやってきたので,落ち着くために甘いものでも食べましょうかね。やってきたのはやわた走井餅本舗さん。もともと大津発祥の由緒ある和菓子屋さんです。数々の俳人が食し,天皇にも献上された走井餅。見た目は北海道産の小豆を使ったあんこに滋賀「羽二重」の餅で包んで刀の形に整えられています。食べると,きびだんごみたいなモチモチとした食感に控えめな甘さのあんこが疲れた体に程よくエネルギーを与えてくれました。お土産に一つ買うのも良いかもしれません。

 

 というわけで石清水八幡宮の紹介でした。更新が滅茶苦茶遅くなりましたので次回からはも少し頻度上げいければ良いなと思いますー。

 

初詣

お久しぶりです。

 

期末試験の忙しさにかまけて全然更新していませんでした。これじゃあ何の為にブログを始めたのかわからないですね。

 

今年初の更新ですので初詣というわけでもないですが,以前行った神社のことでも書こうかと思います。

 

 日向大神宮

 紅葉が燃え盛り,赤橙色と青天井のコントラストが映える秋の日の朝,電車でガタゴトと揺られて降りたのは,京都は市営地下鉄蹴上駅。今から向かうのは京都の観光地の中ではマイナーでしょうか,日向大神宮です。

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 日向大神宮は顕宗天皇の御世,大体5世紀に創建された結構由緒ある神社です。その歴史の長さから様々な武士,天皇からの信仰を集めていたようです。また,京のお伊勢さんとも呼ばれ親しまれているようです。

琵琶湖疏水

 階段を上り結構な坂道を少し進むと何やら面白いものが見えてきます。それがこちら。

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 京都近代化の立役者,琵琶湖疏水です。琵琶湖疏水とは明治時代に琵琶湖から京都に水を引いて作られた運河のことで,東京遷都により衰退していた京都を活気溢れる街にしようとして考えられた当時最大の建設プロジェクトでした。琵琶湖疏水によって水力発電を行い,得られた電気を用いて工場を作り,更には船による水上交通も行ったことで京都の新しい街づくりの基礎となる役割を果たしました。琵琶湖疏水は今でも水力発電の用途の他,市民の生活用水として大切にされているようです。ちなみに,手前のトロッコは舟ごと荷物を運搬するために使われていたものだそうです。近くの看板の説明によると,これはインクラインと呼ばれ,ケーブルで引っ張って動かすという仕組みをしているようです。琵琶湖疏水については記念館もあるそうなので詳細が気になる方は調べて見てください。

 

 写真の奥に見える橋をさらに奥に進むと,やや山に入っていきます。目当ての神社は山の中にあるので坂道が結構あり,また鬱蒼としていて,背中にかいた汗と森林特有のひんやりとした空気のコンボで若干体を震わせながら歩いていくと日向大神宮に辿り着きます。

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 中の境内は結構広く,天照大御神の他,菅家や伊邪那岐尊伊弉冉尊など様々な神々が祀られている社がたくさんあり,周りの山々とも相まって神聖な雰囲気がありました。紅葉シーズンだったはずなんですけど人はほとんどおらず,京都の紅葉を独り占めできちゃいました。

 山の中に作られているだけあって境内はなかなか険しかったですね。革靴やハイヒールなど歩きにくい履物で来るのはあまりお勧めできないです。ハイキングコースの一部に含まれているそうでして,登山の格好している方々もちらほらと。

 

 メジャーな寺社仏閣も素晴らしいんですけど,こういったあまり知られていないスポットにきてみるのもどうでしょうか。日本の一大観光地である京都ですから,なおさら人が少ない神社っていうのも珍しく感じます。疏水めぐりやハイキングのついでに寄り道するというのもいいかもしれませんね。

 

 

 とりあえず更新できてよかったです。また近日中,2月中にもう1回更新できたらいいなと思います。

 

今回行った日向大神宮の公式サイト

www12.plala.or.jp

正倉院展に行ってきた

お久しぶりです。

4回目のブログ更新は先日行ってきた正倉院展の感想でも書こうかと思います。

正倉院展とは

 正倉院展とは毎年秋に奈良国立博物館によって開催される,正倉院宝物の一部を公開する展覧会です。まず正倉院って何と思われる方もいると思うので説明しておきます。正倉院とは奈良時代に建立された国家の宝物庫のことです。正倉院宝物は正倉院の高床式の構造と東大寺及び天皇家による厳重な管理によって現在まで良好な状態で残されてきました。じゃあ正倉院宝物とは一体何なんだいとお思いでしょう。基本的には東大寺に納められた品物や祭具,道具,書類になります。奈良時代は大仏が建立されたように仏教が大きく花開いた時代です。そのため,皇族や貴族によって色々な品物が献納されているのです。中には,大仏を作るよう命じた聖武天皇のご遺愛品もあります。まあ簡単に言うと貴重な昔の芸術品や資料の展覧会ですね。

 

というわけで奈良まで行ってきました。正倉院展を開催している奈良国立博物館に着くとあらびっくり。例年はテーマパークかというくらい人が並んでいるのが普通だったんですが,今年は時間帯別で人数制限を行なっていたこともありそれほど並んでおらず,10分かからずに入れちゃいました。第72回正倉院展の垂れ幕を横目に展示会場へ。

 

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見てみた感想   

 私は中2ぐらいからほぼ毎年正倉院展に来ているのですが,今年も素晴らしい宝物ばかりでした。今年はコロナの影響もあり,昔の人が病気の治療に使用していたものが多く展示されていましたね。珍しい生き物の骨のようなよくわからないものから今でも漢方薬などに使われているような薬まで展示されており,医療の進歩をしみじみと感じましたー。また正倉院展では毎年目玉となるような宝物があるんですけど,今年の目玉は平螺鈿背円鏡という鏡が展示されていました。鏡といってもただの鏡ではなく鏡面の裏に螺鈿が綺麗に施されております。展示されている宝物のほとんどが気の遠くなるほどの時間を感じられる状態である一方で,この円鏡は1000年以上前からほとんど変わらない輝きを放っており,見れば見るほど引き込まれる魅力がありました。他の宝物もどれも素晴らしく,見にいらしていた皆さんも展示物の前でじっと足を止めてじっくりと見てられましたね。中にはオペラグラス?みたいな小さな虫眼鏡を持ってきている方もちらほら。展示数は50,60点くらいで1時間くらいで見切ることができたと思います。見ている方は大体年配の方が多いのかと思いきや20歳くらいの若い方もわりかしいました。太古のまほろばの宝物は老若男女関係なくいろいろな人を魅了するんだなと思いましたー。

 今年の正倉院展はもう終わってしまいましたが,社会情勢が大きく悪化することがない限りは来年も開催されると思いますので時間のある方は行って見た方がいいと思います。

 参考程度に公式サイトのリンクも貼っておきます。

                  

www.narahaku.go.jp

 

 …寝ぼけながら書いたのでうまく正倉院展の良さを伝えれているのかどうか不安でしかないんですけど,歴史について知ることってめちゃくちゃ面白くって意義のあることだと個人的には思うんですね。そしてそういった昔のものを実際に見たりすることができるのは正倉院展をはじめとした展覧会や博物館,美術館の展示くらいになると思います。まあ,だから人生で一度くらいは見た方がいいのではないでしょうか。話にまとまりがなくなってきましたのでこの辺で締めようかなと思います。ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

11月27日

お久しぶりです。今書いている記事が長くなっており,まだ出せそうにないのでとりあえず更新しておきます。

最近ほんとに課題とバイトしていたら1日が終わっているのですが世の大学生はどんなふうに時間を割り振りしてるんでしょうか。

これでもスケジュール決めてやってるんですけどね。オンライン授業も考えものです。

 

 

トリニクってどこのニク?

早いもので11月も折り返しですねー。山の木々も段々赤くなってきて風情があるものです。

まあ大学生は関係なくオンライン授業,課題に追われているのですが。

今日は課題をしたぐらいなので特に書くこともないのですが,はじめのうちは書く癖をつけなければと思いちょっと書こうと思います。既に1日サボってるけど。

皆様はケンタッキーに行かれたことはありますかね。ケンタッキーと言ってもアメリカの州ではございません。KFC,Kentucky Fried Chickenです。自分は今日の夕餉として久しぶりに食べたんですけど,そういやあのチェーンで提供している鶏肉って何処産か知らないなとふと思ったんですね。何処からきた肉か知らずに自分の口の中に入れるのもなんだか少し気色悪い気がしましてちょっと調べてみました。

調べてみるとあらびっくり,全部国産の鶏肉を使用しているんですね。一方で,あの有名ハンバーガーチェーンのパティに使われている牛肉は豪州産だそうで。鶏と牛で飼育の難度に違いはあれど,ミンチ肉と違って一羽あたりで提供できる部位の数は決まっているチキンをあの値段で販売してくれているのは驚きですねー。またチキンを買うことで日本の養鶏農家の方々の力になっているというのは単純に嬉しい気がいたします。でもこういうファストフードって月1,月2くらいでたまに食べるのが一番美味しいと思うのは自分だけでしょうか。

今日はこんなところで。

はじめに

お初にお目にかかります。kasaneightという者です。

自分は大学生をやっておりますが友達はほぼゼロ,部活も碌に参加していない幽霊部員でありまして貴重なアオハルを溝にかなぐり捨てる毎日を送っております。

しかし流石にこんな生活も良くないと思いまして何か自分を変える一助になれば良いかと思いこの度ブログを始める次第と相成りました。

さて,これから書き綴ることなのですが,はじめのうちは放浪記と大学生の日常の2テーマにしようかと思っております。こんな自分の唯一の趣味と呼べるものが旅行,放浪でございますので,その辺の散歩の記録から海外旅行の思い出までを記していこうかと思います。大学生の日常はまあその日あったことでも適当に書くつもりです。

いずれブログを書き慣れてきたら他のことも書こうかと思っております。まあそれまでにブログを書く習慣がつくと良いのですが…

 

はじめに書くことはこんなもので良いのでしょうか。

とりあえず,こんな何処の馬の骨が書いてるとも知れないブログを見てくださっている全ての方にギザ10が見つかるくらいの幸せがありますように。