kasaneightの日記

暇な大学生です。放浪が好きなのでふらっと寄った所でも紹介できればいいかなと思います。

初詣

お久しぶりです。

 

期末試験の忙しさにかまけて全然更新していませんでした。これじゃあ何の為にブログを始めたのかわからないですね。

 

今年初の更新ですので初詣というわけでもないですが,以前行った神社のことでも書こうかと思います。

 

 日向大神宮

 紅葉が燃え盛り,赤橙色と青天井のコントラストが映える秋の日の朝,電車でガタゴトと揺られて降りたのは,京都は市営地下鉄蹴上駅。今から向かうのは京都の観光地の中ではマイナーでしょうか,日向大神宮です。

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 日向大神宮は顕宗天皇の御世,大体5世紀に創建された結構由緒ある神社です。その歴史の長さから様々な武士,天皇からの信仰を集めていたようです。また,京のお伊勢さんとも呼ばれ親しまれているようです。

琵琶湖疏水

 階段を上り結構な坂道を少し進むと何やら面白いものが見えてきます。それがこちら。

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 京都近代化の立役者,琵琶湖疏水です。琵琶湖疏水とは明治時代に琵琶湖から京都に水を引いて作られた運河のことで,東京遷都により衰退していた京都を活気溢れる街にしようとして考えられた当時最大の建設プロジェクトでした。琵琶湖疏水によって水力発電を行い,得られた電気を用いて工場を作り,更には船による水上交通も行ったことで京都の新しい街づくりの基礎となる役割を果たしました。琵琶湖疏水は今でも水力発電の用途の他,市民の生活用水として大切にされているようです。ちなみに,手前のトロッコは舟ごと荷物を運搬するために使われていたものだそうです。近くの看板の説明によると,これはインクラインと呼ばれ,ケーブルで引っ張って動かすという仕組みをしているようです。琵琶湖疏水については記念館もあるそうなので詳細が気になる方は調べて見てください。

 

 写真の奥に見える橋をさらに奥に進むと,やや山に入っていきます。目当ての神社は山の中にあるので坂道が結構あり,また鬱蒼としていて,背中にかいた汗と森林特有のひんやりとした空気のコンボで若干体を震わせながら歩いていくと日向大神宮に辿り着きます。

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 中の境内は結構広く,天照大御神の他,菅家や伊邪那岐尊伊弉冉尊など様々な神々が祀られている社がたくさんあり,周りの山々とも相まって神聖な雰囲気がありました。紅葉シーズンだったはずなんですけど人はほとんどおらず,京都の紅葉を独り占めできちゃいました。

 山の中に作られているだけあって境内はなかなか険しかったですね。革靴やハイヒールなど歩きにくい履物で来るのはあまりお勧めできないです。ハイキングコースの一部に含まれているそうでして,登山の格好している方々もちらほらと。

 

 メジャーな寺社仏閣も素晴らしいんですけど,こういったあまり知られていないスポットにきてみるのもどうでしょうか。日本の一大観光地である京都ですから,なおさら人が少ない神社っていうのも珍しく感じます。疏水めぐりやハイキングのついでに寄り道するというのもいいかもしれませんね。

 

 

 とりあえず更新できてよかったです。また近日中,2月中にもう1回更新できたらいいなと思います。

 

今回行った日向大神宮の公式サイト

www12.plala.or.jp